古くから伝わる、身体を整える手技
導引(どういん)は、古くから東洋医学の中でおこなわれてきた養生法のひとつです。
身体を動かす方法として伝えられてきたものの他、手を使って身体に働きかける方法もあり、鍼灸とともに様々な方法が受け継がれてきました。
当院では、経絡をはじめ、身体全体のつながりをみながら導引をおこないます。手を当て、触れ、さするなど、その日の身体に合わせた手技を施術に取り入れています。
手から伝わるもの
当院では、以前から鍼灸治療の中で、頭や首に手を当てたり、身体をゆっくりとさすったりする手技を取り入れてきました。
短い時間でも、そのまま眠ってしまう方や、「マッサージとは違いますね」「頭の中の雲が晴れたよう」と話される方もいます。
これまで自然に治療の中でおこなってきた手技をあらためて見つめ直し、ひとつの施術として大切にしています。
鍼灸のあとに、導引を
鍼とお灸で、その日の身体の状態をみながら全身を整え、そのあとに導引をおこないます。
鍼灸と導引は方法こそ異なりますが、どちらかを切り離して考えるのではなく、その日の身体に合わせて組み合わせています。
鍼灸で整えた身体に、導引を重ねる。
ながえ鍼灸院では、その流れをひとつの施術として大切にしています。
頭・首の導引
仕事や家のこと、日々のさまざまなこと。
身体は休んでいても、頭の中ではずっと何かを考えていることがあります。
頭・首の導引では、頭や首へゆっくりと手を重ねていきます。
強い刺激を加えるのではなく、手を当て、触れながら、静かに過ごしていただく時間です。
ヘッドスパを受けているような心地よさで、いつの間にか眠ってしまう方もいます。
背中・脚への導引
背中や脚には、必要に応じて特別なオイルを用います。
手のひらを広く使い、オイルとともに背中や脚へゆっくりと手で触れてさする、撫でる手技をおこないます。
全身をオイルで施術するトリートメントではなく、背中から脚へ、身体に触れていく導引のひとつとして取り入れています。

